by 日本新聞協会

散乱の古紙 一人で回収

小野 雄希さん(埼玉県:20歳)

埼玉新聞 2017年1月6日付朝刊を読んで

湯本さんの素朴で美しい行動を知って、僕は自分の生活を振り返らずにはいられなかった。

埼玉や東京では、僕が田舎出身だからか、本当に多くの人々が「目に入る」。でも誰一人として「会う」わけではない。そんな生活が長く続くと、僕が僕でなく、雑踏の一部になってきていると感じる。それは別に個性が無くなる、ということではないと思う。ただ自然と、感性的に、目立つことに怖くなってしまうのだと思う。だから落ちているごみや困っている人が目に入っても、拾ったり助けたりすると、自分の善意が目立ちそうでむしろ嫌だと考えてしまうのだろう。

でも湯本さんはそんなこと、少しも考えてなかった。ただ自分の中の善心に素直に従っただけなのだろう。だからこそ、彼女の行動は素朴で美しい。この記事を読んで、目立つうんぬんと考えていたことが恥ずかしくなり、また言いようのないうれしさに包まれた。ありがとう。

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