by 日本新聞協会

落とした7万円戻る

一ノ瀬 明男さん(東京都:61歳)

毎日新聞 2016年4月7日付朝刊を読んで

落とした財布が無事本人に戻ることは、日本では珍しいことではない。私自身も二度ほど拾った財布を届けたことがある。二度とも本人に戻り、感謝された。今回の拾得物の記事もそんな日常のひとコマかもしれないが、落とした人はミャンマーからエンジニアを目指して来日した、21歳の新聞奨学生・ミュジャさん。金額は約7万円。当面の生活費として農業を営む父が田んぼを半分売って作ってくれたお金。祖国では12歳から27歳の6人の姉妹がいて、「少しでも家族の暮らしを楽に」という思いの矢先の出来事。無事に届けられ、感謝の言葉と共に「日本人を手本にしたい」と語った。ちなみに拾得者は、報労金の請求も放棄して名前も名乗らず立ち去ったという。

ミュジャさんの今後の人生にエールを送りたい。

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