by 日本新聞協会

不遇の子 笑顔に これが今の戦い

大角 武さん(東京都:21歳)

日本経済新聞 2016年12月31日付朝刊を読んで

「一瞬、懸命になればいい」。元プロボクサーの坂本博之さんの言葉だ。その言葉は私の心にストレートに響いた。

私は現在、都内の大学に通っている普通の学生だ。大学生として勉強する傍ら、学内にある英会話スペースでスタッフとして日本人に言語学習のサポートをしている。授業が終わるや否や、英会話スペースに赴き働くというのが私の日課だ。この記事を読むまで私は時間に忙殺されている気分だった。

勉強にしても、スタッフで働くにしても、いつも私は力が入っていた。何も楽しくなかったし、何も得られなかった。そんな学生生活を送っていた時、坂本さんのこの言葉が私にある種の“妥協のすべ”を提示してくれた。「一生じゃなくて一瞬でいいのだ」と。私はこれまですべてに対して全力を注いできた半面、勉学や英会話を心から楽しめなくなっていた。しかし、私がこの記事と出合ってから、その一瞬に力を注ぎその時々を楽しめばいいという気にさせてくれた。つっぱっていた肩が少しだけなで肩になったような気がした。

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