by 日本新聞協会

月が奇麗ですね

城間 友美さん(沖縄県:37歳)

琉球新報 2015年3月15日付朝刊を読んで

ある晩、見出しにひかれて読んだ記事。繰り返し読むうちに、投稿者夫妻の愛にあふれたやりとりにいつのまにか涙が出てきてしまいました。

何も知らずに「月が奇麗ですね」というご主人に、「私、死んでもいいわ」。そう答え、ご主人をおいて先に旅立った奥様。

ご主人は愛する人を失い、しばらくは何も考えられなかったことでしょう。そして、時がたってからようやく奥様の残した言葉について調べたのでしょう。

時を経て、あらためて奥様の気持ちを知り、ご主人の心はずいぶんと慰められたのではないでしょうか。奥様は最後に本当にすてきな贈り物をなさいました。そしてまた、生前の奥様に対して、ご主人も同じくすてきな贈り物をなさっていました。

この記事を読んでから私も時折、月を眺めるようになりました。そのたびに年齢を重ねてもいつまでも互いを思いやる、ご夫妻のエピソードに胸が熱くなります。

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