by 日本新聞協会

被災地に帰る友へ

森 由起子さん(岐阜県:61歳)

中日新聞 2015年3月3日付朝刊を読んで

3月の声を聞き、卒業式シーズンに思いをはせるとともに、あの11日が近づいて来たなと複雑な思いに心をとどめている時に、この記事に出合いました。

1人のために、学校全体で送り出すことを、認め合い、支え合い、心の手をつないでやり遂げた。こういう卒業式もあるということを、記事を通して知ることができて、読んでいて温かな涙がこぼれました。そして、写真に向かって心から「卒業おめでとう」。

恵瑠さん、あなたは震災でたくさんの大切な宝物を失ったけれど、「1人だけの卒業式」という、みんなの思いの詰まった心の財産ができましたね。私自身、毎日平凡に暮らしている幸福と、日々大切に生きることの大事さを教えてもらったようです。

図書館で読んだ作文集にあった、「3月10日まではいい日だったね」という少女の作文の1行が深く心に残ります。これからの人生が明るく、再び、「いい日」が訪れ、長く長く続きますように。

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