by 日本新聞協会

少女は入学した高校で…(余録)

瓜生田 菜摘さん(和歌山県:19歳)

毎日新聞 2015年9月1日付朝刊を読んで

「あめちゃんを持った天使」

当時、高校で激しいいじめを受けていた一人の少女に、舞い降りた救世主。誰しもどうしても立ち直れないとき、もう駄目だと感じるとき、何気ない言葉で傷つくことがある。そして傷つかない人はいないと分かっていても、自分自身がその立場になると周りの世界のものすべてが敵に見えることだってある。

だが彼女とおばちゃんとの少しのやり取りで救われることを知ったとき、私は、希望が確かにあるのだと確信した。実際に「悩んでるのかな?」と感じても、「ほっといて」と冷たい口調で言われるとくじけてしまうかもしれない。しかしそれは承知の上!なぜなら悩んでいると、ほとんどの人はそうなるからだ。もちろん私も。だからそんな時こそ私の出番だ。それはズケズケと相手の領域に入っていくことではない。安心できる存在としてただ寄り添うこと。ほら、あの天使も言ってた「困ったときはお互い様なんや」。誰でも天使になれるのだ。

RECOMMEND“よんどく!”おすすめ記事

HAPPY NEWS 2015 大賞新聞社のNIB出前授業18歳選挙スペシャルインタビュー