by 日本新聞協会

カメ吉 春に“古里”へ

竹田さん親子(青森県)

デーリー東北新聞 2016年1月1日付朝刊を読んで

<息子・勇真さん>

東日本大震災で被災したという久慈地下水族科学館「もぐらんぴあ」で生き残ったアオウミガメのカメ吉が、とうとう古里へ帰ることになりました。ぼくはこの記事を読んで、とても生きる勇気をもらいました。震災の被害にたった一匹のカメがたえ抜き、とうとう古里へ帰ることができたのです。避難生活に屈せずカメ吉を見習って、ぼくもこれからつらいことがあってもカメ吉のように生き抜きたいと思います。

津波の被害にあっても奇跡的に生き残ったカメを、吉井仁美さんというマリエントの館長が助けてくれたそうです。被災して、自分自身も大変なのにカメを助けてくれた古井さんは、とても心が広くて優しい人なんだなぁと思いました。ぼくもそんな優しい人になれるように努力したいと思います。

カメ吉はきっと被災した人々の希望となっていると思います。これからもカメ吉に生きていてほしいと思います。

<母・美由紀さん>

東日本大震災から、もうすぐ5年がたとうとしています。忘れてはいけない、忘れられないと思っていたはずなのに、いつのまにか時間とともに過去のことにしていました。

しかし、まだつらい思いをしている方々がたくさんいらっしゃいます。そして、被災したのは人間だけではなく、動物も同じなのです。「もぐらんぴあ」のカメ吉は奇跡的に助かり、八戸のマリエントに受け入れられ、この春、無事に古里に戻ることとなりました。カメ吉を支えた皆さん、どれだけご苦労なさったことでしょう。自分たちの生活も大変なときに、なんとかカメ吉の命を救いたいとがんばった皆さん、どれだけ喜んでいることでしょう。

カメ吉の存在は、被災地の希望です。この八戸で生き続けてくれたこと、希望をともし続けてくれたことをうれしく思います。これから被災地がますます復興するよう、明るい未来に満ちた生活が戻るよう、私にできる何かを探し、手助けをしていければと思います。

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