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OUENDAN新聞応援団

2017.11.13 update.

新聞で世の中の全体像つかむ

井ノ原快彦 | タレント

朝の顔としておなじみの、タレントの井ノ原快彦さん。キャスターとして、ニュースや情報についてどう考えているか、新聞についてどう思うかなどを伺いました。

7年前からNHKの情報番組「あさイチ」でキャスターを務めている。番組の中でのやりとりやコメントは実は全てアドリブだ。企画内容を前もっていろいろ調べたり事前に準備をしたことは一度もなく、情報は全て番組の中で集めている。

あさイチに起用された時に「視聴者側の視点」を求められた。だからこそ、知らなくて当然。知ったかぶるのはやめようと思っていた。知らなければ聞けばいい。「知らないことが罪」という空気もあるけれど、知らないと言えることも貴重だと思う。

バサバサと新聞を広げる音やインクのにおいに懐かしさを感じる。紙面の情報量が決まっているから「このニュースは1番最初に持ってきたかったんだろうな」と全体の中での位置を確認できる。自分は全体像を知りたいたち。例えば地図も日本地図を見て少しずつ拡大してここの部分だって確認したい。新聞は世の中の動きを少し引いて見られるからいい。

ネットでは求めている情報を手軽に得られるようになった。でもその中にどれだけの情報が入っているかは計り知れない。自分の発言がほめられていることもあるが、「ほめられるようなことを言っていないのにな」と思うこともある。ネット自体を否定するつもりはないが、いきなりこれだけを見たら誤解するだろうなという記事が多い。そのような記事が多くなる裏をよく考えたら、真に受けずに、必要な情報だけを選ぶことができると思う。

生きる上で大切なこととか人の名誉に関わるようなことは、情報をもう少しかみ砕いて読んでほしいと願っている。

PROFILE井ノ原快彦

1976年東京都生まれ。95年に人気グループ「V6」のメンバーとしてデビュー。ドラマやバラエティー番組、舞台などで活躍し、「イノッチ」の愛称で親しまれる。2010年からNHK朝の情報番組「あさイチ」のキャスターを務める。

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