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OUENDAN新聞応援団

2016.10.14 update.

新聞がつなぐファンと選手

山本 昌 | スポーツコメンテーター、元プロ野球選手

中日ドラゴンズで32年間にわたり、投手として活躍してきた山本昌さん。プロ野球初の50歳代での登板などあまたの最年長記録を持ち、2015年をもって多くの野球ファンに惜しまれつつ引退しました。今春、「HAPPY NEWS 2016」のゲスト審査員に就任いただいたことから、現役時代や今、新聞について思うところをうかがいました。

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今年、日本新聞協会の「HAPPY NEWS 2016」のゲスト審査員になった。新聞は必ず読むようにしている。一般紙とスポーツ紙。今は、スマートフォンやパソコンでさまざまな情報が手に入るが、切り抜けるので、資料として整理するのに重宝している。新聞のコラムや社説で良い文や言葉があれば、講演で使わせていただくこともある。

 

やはり最初に開くのは運動面。それから一面で大きなニュースを確認する。ぺらぺらとめくりながら、地元のニュースで目に留まるものがあれば読んでいく。字を読むという習慣はある。古い人間なので(笑)。

 

現役の時は、所属していた中日ドラゴンズのニュース、対戦相手の情報が中心だった。細かい記録が一覧で確認できるので。

 

そして、やはり自分が投げた次の日はどう書いてもらっているか、気になった。特に勝った翌朝は非常に楽しみだった。早朝に家の近くの駅に行き、売店が開くのを待って各紙を買うこともあった。「山本昌投手」に対する相手打者の感想を読むのが好きだった。それを読み、落ち着いて二度寝するというパターンが多かった。

 

もちろん厳しく書かれたこともあった。でもそれも含めて報道。記者の後ろにはファンがいるので、自分の言葉をきちんと伝えてほしい。どんな時もできる限り取材には応えようと思っていた。選手は報道されてなんぼ。ファンがあってこそのプロ野球なので。

PROFILE山本 昌

84年にドラフト5位で中日に入団。スクリューボールを武器に活躍。最多勝を3度、沢村賞を1度受賞した。プロ野球史上初の50歳代での登板など多数の最年長記録を持つ。32年間で通算219勝。

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