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OUENDAN新聞応援団

2012.04.28 update.

家族と一緒に、読んで勉強

岡本玲 | 女優

◎岡本玲さん3

「『思い』は見えないけれど 『思いやり』はだれにでも見える」。東日本大震災の発生後、連日流れ続けたCMは今も記憶に新しい。詩を朗読していたのが 岡本玲さんだ。「助け合いの詩なので、みなさんに知っていただけたのは良かったのですが、複雑でした」と当時の心境を振り返る。
2003年、ファッション誌のモデルとしてデビュー。大学生の今も、仕事と学業で多忙な日々だが、その合間に新聞に目を通す。
新聞をよく読むようになったのは同居していた祖父母の影響。小学生のころ、子ども向け新聞を「読んでみたら」と言われたのがきっかけだった。中学生になると祖父から一般紙も読むよう勧められた。「ちょっとずつでも読むようにしていました」と徐々に読む習慣がついた。
小学生から中学生にかけては稽古事に励んだ。二つ年上の姉のまねをしてピアノ、そろばん、書道を習った。気づいたのは「自分ががんばれば、その分だけ上達する」。その言葉を証明するように、プロフィルには書道2段、珠算準3段、暗算4段といった資格が並ぶ。
周囲も認める負けず嫌いな性格。大学受験の時は、センター試験の直後に一人芝居の撮影に臨んだ。せりふが多く、覚えるのがこれまでで一番つらかったという。
そんな苦労も乗り越えて、無事合格。授業で提出するリポートに新聞を引用することがある。「インターネットより、『何日のこの新聞から』としたほうが評価がいいので」と打ち明けた。
「見出しだけでも読むように教わったので、まず1面を見て、気になるものは詳しく記事を読みます」。特に興味があるのは学校関係の記事。また、最近実家に 帰った時は環太平洋連携協定(TPP)に関する紙面を、以前農業をしていた祖父と一緒に開いた。「読みながら、どんな問題なのか教えてもらいました」と目 を輝かせる。
同世代には新聞を読まない人も多い。「イメージだけで難しいと思って、食わず嫌いになっているのでは。でも、読んでみたら結構おもしろい。読んだらきっと印象も変わると思います」
忙しい日常のリフレッシュは「カラオケで、叫んで歌ってます。ロックが好きなので」とにっこり。ごく普通の大学生の素顔を見せる一方で、「今後は役者としてやっていけたらと思います」と将来を見据える。
昨年20歳になり、選挙権を持ったことを強く意識するようになった。今の政治に対して若者として意見を言うならば、まず政治を知らなければいけないと考えている。選挙があれば、どの候補者に投票するかは、「新聞の情報も見て判断したいと思います」。

PROFILE岡本玲

小学6年生でファッション誌「ニコラ」のモデルとしてデビュー。テレビドラマや映画、舞台など活躍の幅を広げている。珠算など多彩な特技を持ち、大学生として仕事と学業を両立させている。

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