by 日本新聞協会
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OUENDAN新聞応援団

2014.09.04 update.

偶然の出合いにあふれたメディア

小山薫堂 | 放送作家・脚本家

<大学生就活応援ガイド冊子より抜粋>

小山薫堂氏L「セレンディピティー」という言葉があります。予期しなかったことに出合い、その偶然が幸せをもたらすという意味です。新聞はセレンディピティーにあふれたメディアだと思います。テーブルで広げて読んでいると、パッと目に飛び込んできて、「あれ、これは何だろう」っていう偶然に巡り合える。

時事ニュースもあれば、読んでホッとできて、世の中捨てたもんじゃないと思わせてくれる「ハッピーニュース」もある。小さな記事からヒントを得て新しいアイデアが思いついたり、ふと漢字を見ていて、人の為(ため)と書いてなぜ偽(にせ)なんだろうと考えたり。普段使わない脳みそを使うための素材としても面白いなあと思うんです。

新聞は公共性が強いので、記事の一言一句に対する責任の重みを、記者一人一人が強く感じている。そういう重し的なものに支えられた信頼感があるから、あえて自由な目線で読むとたくさんの発見がある。だから、僕は紙の新聞が好きです。

PROFILE小山薫堂

企業コンサル、大学教授、地域アドバイザーなど多方面で活躍。初の映画脚本を手がけた「おくりびと」(2008年)で、第81回米国アカデミー賞外国語映画賞を受賞。熊本県「くまもとサプライズ」キャラクター「くまモン」プロデュース。

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