by 日本新聞協会
BACK INDEX

OUENDAN新聞応援団

2014.04.01 update.

知らない世界、広がる楽しみ

八田亜矢子 | タレント

八田亜矢子1

昨年暮れに入籍した新婚ほやほや。ご主人は東大の同級生だ。進学校から東大へ進み、大学1年の時にミス東大に選ばれる。以来、テレビ番組出演など多忙なタレント業をこなしながら、公衆衛生学を学び、出生前診断に関する修士論文を書き上げた。
新聞を毎日楽しみにしている両親の影響もあり、小学校高学年の頃から読み続けてきたが、もっぱら時事問題や政治欄、科学欄に目を通し、関心のないスポーツ欄などは「読まずに、飛ばしていました」。
だがいま、「新しい世界が次々に広がり始めた」。

新婚旅行で訪れた1月のスペイン。サッカーのプロチーム・FCバルセロナのアレクシス・サンチェス選手のハットトリックを目の当たりにする。2月のソチ冬季五輪では、アイスホッケーの速さと迫力に圧倒される。東京ドームに通って、プロ野球の奥深さにもはまった。興味が広がるにつれ、ルールを知り、著名な選手を覚え、華麗なプレーや試合の駆け引きが楽しくなる。「知らないうちに、丹念にスポーツ欄を読むようになっていました」
新聞の魅力は「知らないこと、知らない分野、知らない世界を、どんどん発掘していけるところですね」。疑問が出てきたら、インターネットで検索すれば済む時代。だが、それでは限られた世界の住人になってしまう。

新聞には「未知のニュース、へぇーと感心させられる生活の知恵など、求めていない情報さえもが詰まっていて、新たな気付きや想定外の出合いがふんだんにある」。

これがある限り、デジタル技術がいくら発達しても「紙の新聞はなくならないと思います」
父から言われた「新聞を読むことだけはやめるな」という言葉が心に残っている。学生時代に一人暮らしをして購読をやめたこともあったが、大学でまとめ読みして、関心ある分野は社説を読み比べた。今では「新聞がないとさみしい」と思う。
最近気になっているのは、夕刊が薄くなっている点だそうだ。どんどん薄くなるから、読むところが減り、夕刊を手に取る機会も少なくなってしまう。「つまり悪循環に陥っているんじゃないですか?」。愛読者だけに、新聞には手厳しい。
この記事が掲載される4月には、夫婦でバリ島旅行を楽しむ予定だ。バリ島でどんな新しい世界を見つけるのか。旺盛な好奇心にしたがって、新たに読み始める欄がまた増えそうだ。

PROFILE八田亜矢子

東京大学、同大学院医学系研究科卒業。在学中、ミス東大に選ばれ、クイズや教養番組、CMに多数出演するほか、情報番組のキャスターを務めるなど幅広く活躍している。

RECOMMEND“よんどく!”おすすめ記事

ハッピーニュース2016発表新聞社のNIB出前授業18歳選挙スペシャルインタビュー