by 日本新聞協会
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OUENDAN新聞応援団

2012.10.30 update.

1日の基礎知識は新聞から

春香クリスティーン | タレント

春香クリスティーン2

日本にあこがれ、高校2年生だった2008年に単身で来日した春香クリスティーンさんは、自ら認める「政治マニア」。30分でも時間が空けば、国 会議事堂に足を運ぶ。その頻度は多い時には週3~4回。「一番会いたい人は岡田克也さん」と発言したり、松下政経塾出身の国会議員を期別に顔写真付きでま とめた「独自資料」を持ち歩いたり、来日からわずか4年の20歳はユニークさを存分に発揮している。
一方、毎日読む新聞が大好き。もちろん、最も興味があるのは政治記事なのだが、「1面から社会面までの全体があってこそ」と考えている。「趣味としてどっぷり浸る新聞」と「1日の基礎知識を得る新聞」。どちらも春香さんには欠かせない。
「たとえば政治が大きく動いた時などは、1紙では足りない。駅の売店に走り、他の新聞と読み比べる。地方ロケの時には地方紙を必ず買って帰る。いろんな新聞をコレクションして、自分だけのファイルを作るのが好き」
来日直後、大学説明会に出向き、新聞学科に興味を持った。それから受験に向けた1年間の猛勉強。一番の教科書が新聞だった。もともと目標を決めたら努力を 惜しまない。来日にあたって家族から「漢字検定3級と日本語能力検定1級を取得しなければ行かせない」と言われ、それをやってのけた。だが、最初は日本の ニュースに触れてもよく分からない。友人との会話で「空気感」をつかめない。そんな苦労を乗り越えるのにも新聞は役立った。
「あまり前までさかのぼる時間はなかったので、過去1年間に区切って主な出来事を覚えようと頑張った。それには新聞。きちんと事実が載っているうえ、どういう流れで起きたかを一番的確にとらえている」
受験勉強を終えた今もこの考えは変わらない。「新聞を毎日読むことにより、知識が深められるし、知っておくべき世の中の常識が身につく」と言う。
デジタル化の進行を歓迎はしているが、やはり紙の新聞の方に愛着を感じる。「インターネットのニュースでは、何が自分にとって必要な情報か分からなくなることもある。その点、新聞は活字、見出し、写真の大きさとかで主張してくれて分かりやすい」
タレントだから「ニュースをつくる側」でもある春香さん。「熱く語った点をどうして取り上げてくれないのか」「こういうニュアンスじゃなかったのに」など と感じることもある。その経験から読み手の心構えにも言及した。「『これこそが真実そのもの』という読み方は危ない。シチュエーションを想像したりしなが ら判断することを意識してほしいな」

PROFILE春香クリスティーン

バラエティー番組などで活躍。日本人の父、ドイツ系スイス人の母の家庭に育ち、日本語、ドイツ語、英語、フランス語に堪能。上智大文学部新聞学科3年生で、タレント業と学業を両立させている。

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