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2018.03.15 update.

鉄道喫茶 こだわりの空間 甲府に昨秋オープン 走る模型と味 好評

山梨日日新聞社 | 2018年3月11日掲載

鉄道喫茶 こだわりの空間 甲府に昨秋オープン 走る模型と味 好評

 甲府市住吉4丁目に昨秋オープンした「鉄道喫茶 パンケーキコンテナ」。店主の村松宗己さん(28)には「県内外の鉄道好きが集う場所にしたい」との思いがあり、店内の至る所にこだわりが詰まっている。〈山本文香〉

 大きな信号機が店の目印。入り口は廃車の際、ラッピング運行のために虹色に塗装された江ノ電のドアを利用している。店内外にある鉄道グッズ約30点は、オークションや駅の即売会、鉄道仲間から譲り受けるなどして集めたものだという。

 村松さんは駿台甲府高を卒業後、2008年に東京の短大に進学。卒業後1年間はアルバイト生活を送り、11~17年4月までは主に大手住宅メーカーの下請けを担当する工務店で働いた。鉄道とパンケーキが好きだったことから「いつか鉄道をコンセプトにした喫茶店を開きたい」と思い始めたのが昨年2月頃。「住吉に店を開けるような場所がある」と話が舞い込んできたことが後押し、準備に着手した。村松さんによると、鉄道模型を走らせる「レンタルレイアウト」と喫茶店が一体になっている店は全国的に珍しいという。

 店内は4人掛けのテーブル席が二つに、「指定席」と命名されたカウンターが4席。カウンター前には模型を走らせて楽しむレンタルレイアウトがあり、走行する線路を切り替えたり、電車の停止や発進を操作したりする「運転席」で一度に6人までが利用できる。

 テーブル席では昭和30年代に国鉄で試験的に使われていたという幻のコンテナ車「クモヤ22」の23分の1スケールの車両が、席まで注文した品を届ける。村松さんは「席まで運ぶ手間を省こうと思った」と語るが、来店者には好評だという。メニューは鉄道の車両をイメージして命名した「大陸コーヒー」や、山梨県の形をした生地に自家製の桃ジャムとアイスクリームをトッピングしたパンケーキなど多彩に展開。インスタグラムを見て友人と来店した甲斐市長塚の宮嶋光代さんは「店主と話をするだけで、鉄道ファンになりそう。パンケーキもおいしかった」と声を弾ませる。

 店を手伝うのは、村松さんと小中学校時代の同級生、金子ちほりさん。2人は「県内外の鉄道好きの中心に存在するような店にして、山梨の魅力を発信していきたい」と話している。

【写真説明】大きな信号機が設置された「鉄道喫茶 パンケーキコンテナ」の外観

注文が入った品を席まで届ける「クモヤ22」の23分の1スケール。本に写るのは実際の車両

江ノ電の旧500系のドアが入り口で客を出迎える=いずれも甲府市住吉4丁目

一度に6人が模型の操縦を楽しめる「レンタルレイアウト」

この記事でHAPPYな気持ちになったら

VOICE!ヒカリ 20歳 大学生 山梨県

 山梨県内にこんなユニークな喫茶店があることに驚き、大変興味を持った。鉄道好きはもちろん、鉄道に詳しくない人でも楽しめる喫茶店だと感じた。
 最近さまざまなコンセプトのカフェが増えている。SNSでも数多く投稿されるなど、若者を中心にカフェ人気が拡大している。鉄道喫茶もSNSを通じてさらに人気になって、山梨のPRにもつながるのではないだろうか。
 私もぜひ模型とパンケーキを味わいに行ってみたいと思う。

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