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2017.11.28 update.

ネットで被害 高まる危機感

北海道新聞社 | 2017年11月20日掲載

<子どもを守ろう>ネットで被害 高まる危機感*道警が初の意識調査*犯罪、トラブル「増えた」74%*保護者、若年層で顕著

 道警が18歳未満の子どものインターネット利用について、20歳以上の道民を対象に初の意識調査を行ったところ、ネットをきっかけに犯罪やトラブルに巻き込まれる子どもが増えたと感じている人は、74%に上った。実際に会員制交流サイト(SNS)などを通じて被害に遭う子どもは増加しており、現状に対する道民の危機感の高まりが浮き彫りになった。

 2013年から年1回実施している事件・事故に関する道民意識調査の中で、初めて項目として設けた。7~8月に道内の運転免許試験場で、免許更新に訪れた1265人にアンケート用紙を渡し、その場で記入してもらった。

 内訳は、「感じる」が41%、「どちらかといえば感じる」が33%。二つを合わせた割合を年代別にみると、40代が79%と最も高く、20代が78%、30代が72%、50代が71%と続いた。

 増えたと感じるトラブルの内容は、ネット上の脅迫や誹謗(ひぼう)中傷などが最多の35%、次いで援助交際や児童ポルノなどの性犯罪被害が23%。必要だと思う被害防止策は、学校や家庭での情報モラル教育が24%、有害サイトへの接続を制限するフィルタリング機能の強化が19%だった。

 道警少年課は「スマートフォンを持ち始める年齢の子どもがいる保護者世代や、ネットの利用が特に身近な若年層で危機意識が強い」と分析する。

 道警によると、今年上半期(1~6月)にSNSなどコミュニティーサイトを通じて性犯罪被害に遭った子どもは、前年同期比20人増の50人と、07年の統計開始以来最多ペース。うち半数は高校生だが、中学生が19人、小学生も2人いた。被害の低年齢化が進み、道警は警戒を強める。

 SNSを介した援助交際も増加傾向にあり、道警は摘発や、ネット上で相手を募集する書き込みなどを探す「サイバー補導」を強化。6月から小中学校を対象に、校内放送でスマホを使う際の注意点などを指導する取り組みも始めた。

 道警少年課は家庭での対策として、子どものスマホはフィルタリング機能を必ず利用することや、スマホを使う場所や時間帯などのルール作りを挙げ、「ネットを通じて見知らぬ人と連絡を取らないよう子どもに伝えてほしい」と話している。

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VOICE!みさと 21歳 大学生 北海道

 今回、この記事を読んで、私もインターネットをきっかけに犯罪やトラブルに巻き込まれる子どもが増えたと思う。ニュースなどでも事件をよく見るし、周りのひとからも話を聞いたことがある。実際にネットによるトラブルは増えているし、周りの大人たちも増えたという意識を持っている。原因としてスマートフォンを持ち始める年齢の低化が挙げられているが、インターネットの利用時間の増加により、親とのコミュニケーションの減少も原因の一つではないかと思う。親とコミュニケーションをとることで、やっていいことと悪いことの判断や相手を思いやる気持ちなど、トラブルを起こさない考え方ができるようになり、事件も減るのではないかと思った。画面越しのコミュニケーションでは学べないたくさんのことがあると思うので、まずは家族と直接コミュニケーションをとるように心がけてはどうだろう。

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