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2017.09.12 update.

聖火リレー 53年の絆

沖縄タイムス社 | 2017年8月18日掲載

【沖縄】53年前に東京五輪の聖火リレーで市内を走った元泡瀬青年会の陸上部メンバーが約50年ぶりに顔をそろえた。当時撮影した記念写真を手に、3年後に控える東京五輪に向けて「沖縄で聖火リレーがあれば、ぜひエントリーしたい」「3年後はもう無理かな」などオリンピック談議に花を咲かせた。(中部報道部・赤嶺由紀子)
“元青年”は、富名腰進さん(76)、當眞嗣健さん(78)、兼島義男さん(76)、小渡良仁さん(74)、高江洲義武さん(76)の5人。20代だった当時、それぞれの健脚は地元でも有名で、“職域リレー荒らし”と呼ばれるほど、多くの大会に参加しては優秀な成績を残した。字対抗の運動会でも花形選手だったという。
旧美里村の職員だった富名腰さんが、聖火リレーの走者を仲間に呼び掛けたのがきっかけ。1964年9月8日、市与儀から高原までを走った。約1・5キロという短い距離だったが「沿道にたくさんの人がいて、列を乱さないように、息を合わせて走るのに緊張したよ」と懐かしむ。
當眞さんが市内で営む飲食店に飾られているおそろいのユニホームできめた記念写真。当時の面影は少々薄れつつある5人だが「ちょうど青春時代だったよ」と振り返る。のちのち、地域の人から「聖火リレーを走っていましたよね」と声を掛けられることもあったといい、5人にとっての「誇り」でもある。
現在は、それぞれ仕事や余暇で忙しい毎日を送る。ゴルフやウオーキング、軽いジョギングなどで鍛えている。市内に住む5人だが、集まる機会は多くはない。それでも会合などでお互いの顔を見つけると、自然に輪ができ、聖火リレーの「絆は強い」と声をそろえる。
2020年の東京五輪を間近に、當眞さんは「人生で2回、日本でのオリンピック開催が見られるとは思っていなかったよ」と笑う。仮に沖縄での聖火リレーが決まれば「ぜひ走りたい」と真っ先に手を上げた富名腰さん。兼島さんは冗談交じりに「今から練習しますよ」、小渡さん、高江洲さんは「みんな気持ちはあるけどね~」と目を細めた。
(写図説明)(左)1964年の東京五輪の聖火リレーの参加を記念した写真
(写図説明)(右)約50年ぶりにそろった元泡瀬青年会のメンバー。人物の並びはいずれも(前列右から)當眞さん、富名腰さん。(後列右から)高江洲さん、小渡さん、兼島さん=沖縄市内

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VOICE!チェシャ猫 24歳 会社員 沖縄県

1964東京オリンピックで、沖縄県沖縄市を駆け抜けた5人の青年たち。あれから53年がたちました。当時の面影を残しつつ(?)、思い出話に花を咲かせる5人のおじいちゃんたち。なんだか同窓会を横からのぞいているような気分でとてもほほえましくなりました。1964年の東京オリンピック国内聖火リレーは、日本にまだ復帰していない沖縄から始まりました。当時の沖縄の人たちはどんな思いでこの聖火リレーを見守っていたのでしょうか。もしかしたらテレビではなく、ラジオで様子を聞きながら思いをはせていたかもしれません。先日、3年後に迫る東京オリンピックの国内聖火リレーが沖縄もしくは宮城からスタートするという報道がありました。もし、沖縄から始まるのであれば、この5人のおじいちゃん、いや、“青年たち”にもぜひ走ってもらいです

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