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2017.08.16 update.

5人の迅速な連携 人命救う

産経新聞社 | 2017年6月22日掲載

5人の迅速な連携 人命救う 笠間 路上で倒れた男性に心肺蘇生 作業員ら「講習が役に立った」 茨城
笠間市の路上で心肺停止状態に陥った男性(90)に心肺蘇生(そせい)を施し、救命した男性5人が21日、同市役所(同市中央)を訪ね、山口伸樹市長から「勇気ある行動」と表彰された。5人のうち3人が勤務先などで心肺蘇生法の講習を受けており、市は「企業などでの講習会の普及につなげたい」としている。(丸山将、写真も)
表彰式では、山口市長が5人に表彰状と記念品を手渡し、「心肺蘇生法の講習会が生かされ、尊い命が救われたことは素晴らしい」と5人の献身的な対応をたたえた。
表彰を受けたのは、電設業「茨城電設」(水戸市千波町)の笠間営業所の井下直樹さん(42)、河原井潤二さん(45)、塚田恭司さん(27)と、警備会社「コラボセキュリティ」(ひたちなか市外野)の登坂誠さん(48)と安良憲さん(36)。
5月8日午後5時ごろ、5人で笠間市福島で電線工事の作業をしていたところ、井下さんが苦しそうに自転車を押しながら歩く男性に気付き、声をかけようとしたが、男性は意識を失い、倒れた。
男性の異変を知らされた高所作業中の河原井さんがすぐに119番通報。心肺蘇生法の受講経験がある井下さんと塚田さんが脈拍を確認し、心臓マッサージや人工呼吸などの心肺蘇生を施した。
現場付近の交通誘導をしていた安さんは、離れた場所にいた登坂さんに無線で連絡。受講経験者の登坂さんも駆けつけ、井下さんらと交代で心肺蘇生を続けた。安さんは近所の家を回って、男性の家族を探し出したほか、到着した救急車を誘導。5人それぞれが自らの役割を果たし、迅速、的確な救命に貢献した。
井下さんらは茨城電設の同じ班で、いつも一緒に仕事をしているという。班長の井下さんは「チームワークが生きた。力を合わせて助けることができてよかった」と笑顔を見せた。安さんとともに現場を回ることが多いという登坂さんは「講習会が役に立った。とにかく助けたい一心だった」と話していた。

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VOICE!ナツ 22歳 大学生 東京都

一般の方が、どこかで学んだ「心肺蘇生法」を生かし人命を救った話は創作の世界では良く聞くが、現実ではなじみが薄い。なんとなく知っていたら役立ちそうだなと思っている半面、この技術を実際に使う場面は訪れないだろうなとも私は感じていた。しかし、実際に今回のように人命を救う結果につながること、技術を生かす場面が訪れることもあると、この記事から学べた。この5人は勤務先での講習会で学んだと記されていたが、私のようにこの記事を読み「心肺蘇生法」を学びたい方のために、学べる環境の例や詳細が載っていたら「心肺蘇生法」がより浸透しやすいのでは、と感じた。

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