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2017.08.28 update.

時のひと 

京都新聞社 | 2017年5月1日掲載


時のひと 亡き父への思いを胸に、未就学児の囲碁全国大会で3位に輝いた 長尾想太(ながお・そうた)君(6)

碁石を手にして1年。3月、未就学児の囲碁全国大会で3位に輝いた。がんのため31歳で早世した数学者の父への思いを胸に納め、囲碁インストラクターの母から手ほどきを受けて成し遂げた快挙。「プロ棋士になって7冠を取る」。男の子の抱く夢は大きい。

父健太郎さんは2013年10月22日に亡くなった。後に東京を離れ、母華奈さん(35)の地元石川県に転居。友達と遊ぶことも大好きだが、昨年3月に母が津幡町に囲碁サロンを開くと、1年でアマ初段クラスの腕前になった。

抜群の集中力と記憶力が武器。「父親に似た」と母も舌を巻く。それでもまだ小学1年生。対局に勝てばご機嫌、負ければ悔しがって母に当たることもある。「自分の弱さに向き合えば、もっと強くなるでしょうね」

両親は囲碁のアマ強豪。囲碁の研究会で出会い、結ばれた。父は高校時代、国際数学オリンピックに出場して日本人で初めて金メダル3個を獲得。東大、京大大学院を経て名古屋大大学院助教になり、将来を嘱望される数学者だった。

父は生前、衰えつつある体で子育てにいそしみ、愛情を注いだ。「想太が大きくなったら、みんなで碁を打ちたいね」。思いは母が伝えている。今「パパに愛されていた」との思いが自信になっているようだ。

2人一組で対局する「ペア碁」。最近「もう少し強くなったらママとペア碁に出たい」と言い出した。その顔つきは父そっくりだ。石川県出身。

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私は、この新聞記事を読んで夢と希望をもらいました。
お父さんが生前していた囲碁を、想太君が、お母さんに習い受け継ぎ、その結果、未就学児の囲碁全国大会で3位という成績を収めたことが素晴らしいと思いました。想太君自身も、早くにお父さんを亡くしてつらかったと思いますが、囲碁を通して、お父さんとつながっているんだろうなぁと思いました。きっと、お父さんも想太君が大会で結果を収めたことを喜んでいるんだろうなぁと思いました。
想太君の夢である「プロ棋士になって7冠を取る」ことを叶えて、お父さんをもっと喜ばせてあげてほしいと思いました。
私も夢を持ち、前に進もうと思いました。

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