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2017.03.17 update.

松本工高生 市会に請願

信濃毎日新聞社 | 2017年2月22日掲載

松本工高生 市会に請願  「通学の鉄道・自転車 利用環境向上を」 来月10日の建設環境委員会 生徒が趣旨説明

松本工業高校(松本市)電子工業科1年A組37人が21日、通学に使う鉄道と自転車の利用環境に関する請願2件を松本市議会に提出した。2016年12月に市議を招いた授業をきっかけに、高校生の目線で身近な問題への要望をまとめた。同市議会事務局によると、高校生による請願は近年例がない。市議会建設環境委員会で審査する3月10日、生徒が出席して趣旨を説明する。

鉄道についての請願は市内のアルピコ交通上高地線を巡り、朝のラッシュの解消、高校生への運賃補助を要望。老朽化したJR篠ノ井線村井駅を改修するようJR側に働き掛けることを求めた。自転車については、自転車専用レーンに駐停車して通行の妨げになる自動車への対応や、市中心市街地への無料駐輪場増設を挙げた。

16年12月の授業は、松本市議会で市民や若者との交流を進める交流部会の議員が同校を訪問。高校生の政治参加の例として、11年に明科高校(安曇野市)生徒会が、デマンド交通のダイヤ変更を安曇野市議会に請願、採択された例を紹介した。

これを受けてA組では、多くの生徒が通学に使う交通手段の環境改善を求めることにした。授業を3時間ほど使い、「午前8時ごろの列車が混んでいる」「自転車でぶつかりそうになった」などと活発に意見を出し、請願内容をまとめた。

21日は生徒代表5人が市役所を訪問。紹介議員に署名を受けた際には、議員から「委員会で、どのくらい困っているか説明して」と励まされていた。

鉄道の請願者代表の今野蓮(れん)さん(16)は「運賃が高いので、議会を通じて意見が反映されるといい」。自転車の代表の上野健太郎さん(16)は「自転車は若い人からお年寄りまで乗る。安全な街づくりをしてほしい」と期待した。

【写真】松本市議会事務局長(右)に請願書を手渡す松本工業高校の生徒たち=21日

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VOICE!明石康平 21歳 大学生 長野県

松本市は多くの高校があり、毎朝の通学時には多くの自転車が行きかっている。私の高校時代も何度か歩行者とぶつかりそうになり、注意を受けたことを思い出した。 「歩道が狭い」「電車の時間を考えて欲しい」 この思いを持つ学生は多いと思う。しかし実際に意見を伝えるとなると話は別だ。敷居が高いと思ってしまう。授業でこのような貴重な経験することが、政治に興味を持つ入口になるのではないかと思った。

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