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心つながる歌と踊り オペラプラザ愛媛 10周年 子どもや高齢者ら20人熱演 松山・八幡浜

愛媛新聞社 | 2018年2月16日掲載

心つながる歌と踊り オペラプラザ愛媛 10周年 子どもや高齢者ら20人熱演 松山・八幡浜

 誰もが楽しめるユニバーサルデザインオペラを提唱するオペラプラザ愛媛の「10周年記念チャリティーコンサート」が11、12の両日、松山市と八幡浜市であり、子どもや高齢者、全盲の障害者ら約20人の出演者が歌と踊りを熱演した。

 オペラプラザ愛媛は、NPO法人東京オペラ協会の愛媛支部として2007年9月に結成。県内で定期的に公演し、今回は「魔法の笛と鈴」と「ヘンゼルとグレーテル」の演目で昨年夏から練習を重ねてきた。

 12日に八幡浜市保内町宮内の市文化会館「ゆめみかん」であった公演では、出演者が役になりきり、歌唱と演劇で情感豊かに表現していた。2日間の公演を終え、伊方町三崎小学校5年の宇都宮彩那さん(11)は「八幡浜では知り合いが多く緊張したが、楽しみながら精いっぱいできた」と笑顔だった。
(門田龍二)

【「何とも言えんほど感激」 全盲の山本さん(大洲)初舞台 障害の有無問わず公演 万雷拍手に達成感】

 松山市と八幡浜市で11、12の両日に開かれたオペラプラザ愛媛主催のユニバーサルデザインオペラには、障害者支援施設「大洲ホーム」(大洲市春賀)に入所する全盲の山本松義さん(69)が出演した。初めての挑戦だったが、仲間に支えられ民衆や村人役を熱演。「思い切って挑戦し自分の世界が広がった。また出演したい」と今後の活動にも意欲を見せている。

 きっかけは、オペラプラザ愛媛が出演者募集を兼ね、2017年5月に施設で披露したミニオペラだった。年齢や経験、障害の有無を問わないユニバーサルデザインの公演と聞き、歌が好きな山本さんの挑戦心に火がついた。

 「最初は自分の頭で難しく考えていたが、やってみると面白く、楽しかった」と山本さん。年代や環境が異なるメンバーとすぐに打ち解け、自然体で場の雰囲気を楽しめたという。

 本番では、開演前の会場の様子から肌感覚で観客が多いことを把握し「少し緊張した」。一方で、幕が開けば仲間と手を携えて大きな声で歌を披露するなど堂々と演技。カーテンコールで台本・総監督の石多エドワードさん(70)に紹介されると、両手を上げて笑顔で応じ、会場から割れんばかりの拍手を浴びた。

 終了後「たくさんの拍手が何とも言えんほど感激した」と語った山本さん。施設の中だけでは決して味わえない達成感だったと振り返り、「メンバーとの出会いに感謝し、さまざまな人とのつながりを持ち続けたい」と力を込める。

 オペラプラザ愛媛事務局長の秦美智世さん(35)=砥部町北川毛=は「ユニバーサルデザインを一番の軸に10年間活動し、垣根なくいろいろな人と楽しさを共有してきた。今後も軸をぶらさず前に進みたい」と話した。(門田龍二)

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VOICE!上源 21歳 大学生 愛媛県

 八幡浜、オペラプラザ愛媛での「10周年チャリティーコンサート」の記事について。子供たちや、高齢者の方、全盲の山本さんが出演する、年代や環境を問わないユニバーサルデザインの公演は素晴らしいものだと思いました。ステージの上の楽しげな出演者のみなさんの写真を見ていると、とても幸せな気分になります。

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