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2016.06.30 update.

悩み分かち合う 最初の“一歩”に

長崎新聞社 | 2016年6月1日掲載

悩み分かち合う 最初の“一歩”に

支援団体の情報やアドバイス発信

不登校や引きこもりに悩む人が誰かとつながる“入り口”を-。引きこもり経験者としてボランティア活動を続ける長崎市小菅町、福田浩之さん(33)は、不登校や引きこもりの当事者と家族に向け、県内の支援団体の情報や日常生活のアドバイスを発信するホームページ「不登校ひきこもり情報たーみなるinながさき」を運営している。

「家族会」や「学習支援」など五つのジャンルで、県内23団体の活動内容と連絡先を紹介。支援団体の催し情報をまとめたカレンダーや相談に応じる専用フォームもある。

福田さんは2007年から5年間、自宅で引きこもり生活を送った。中学校時代の不登校を乗り越え進学した県外の大学で体調を崩し、就職活動や公務員試験がうまくいかず、絶望感からだったという。「苦しんでいるのはあなただけではない」と励ます両親をも避けた。だが、誰かに気持ちを話したくなったころに知人から相談機関を紹介されたのが転機となった。話すうちに「親の気持ちが知りたい」と思い始め、家族会の催しに足を運ぶなど外出の機会が増えた。

「自分は運良く相談機関を教えてくれる人がいたしタイミングも良かった」と振り返る福田さん。「誰にでも相談できることではないが、一人で抱え込んで状況が悪化する人も多い。支援団体に自力で飛び込めるツールをつくろう」。ホームページは、元当事者の仲間4人や市内のフリースクールの協力を得て今年1月に開設した。

自身がたどった心境の変化を踏まえ、支援の選び方のこつの紹介や、家族に避けてほしい対応など、利用する側の目線での情報発信に気を付けている。「悩みを誰かと分かち合う方が当事者も家族も良い方向に向かう。その最初の一歩として利用してほしい」と呼び掛けている。

悩み分かち合う

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VOICE!happy news特派員・ちえ 22歳 会社員 長崎県

不登校や引きこもりをする人が多くなっています。福田さんは引きこもり経験者として悩んでいる人達にアドバイスをしたいと情報などを発信するホームページを運営しています。経験者である人と悩みを分かち合うことで相手にとって良い方向に向かってほしいと思いました。一人で抱え込まず、家族の方も利用してほしいです。

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