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2015.11.06 update.

競技かるた 団体、個人で栄冠

熊本日日新聞社 | 2015年10月16日掲載

 東京都の私立暁星[ぎょうせい]高校かるた部が、競技かるたの高校生日本一を決める大会で、8年連続10回目の団体優勝を達成した。個人でも、3年の亀井雄介さん(17)が初優勝。その圧倒的な強さの秘密は「札をとる楽しさ」を追い求める独自の工夫と、ひたむきな努力にあった。

 部室を訪ねると、Tシャツ姿の部員たちがじっと畳の上の札をみつめていた。上の句がよまれるのと同時にさっと手がのび、大きな音をたてて札をはらう。よく見ると、一部に赤い文字が書き足された札が-。

 亀井さんが「新入生用の札です」と教えてくれた。「本来は下の句だけが印刷されている札に、決まり字とよばれる上の句の最初の文字を赤で書いている」

 この決まり字入りの札は、暁星かるた部独自の工夫。札を一枚もおぼえていなくても、競技かるたの醍醐味[だいごみ]である「札をとる楽しさ」が体感できるよう、顧問の田口貴志先生が考案した。

 中高一貫の暁星中学に入学してすぐに入部した亀井さんも、その楽しさにみせられた一人。「札をとる爽快感はサッカーでゴールを決めるようなもの。もちろん決まり字はおぼえるけれど、実は、歌の意味は考えたことがない」と笑う。

 楽しさを知ったとはいえ、頂点を目指す道は険しいものだった。指やひざのけがが続き、主将の亀井さんには、団体連覇の重圧ものしかかった。

 それだけに、先輩たちもなしえなかった団体、個人ダブル優勝の快挙には「ただただうれしかった」と亀井さん。「今は受験勉強ではなれていますが、大学に行ったら、また自分の力を試してみたい」と話す。

karuta

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VOICE!happy news特派員・moomin 18歳 大学生 熊本県

 札を持った3人の男子高校生の、優しく輝いている笑顔が印象的な記事でした。最近、「ちはやふる」(講談社)という競技かるたを題材にしたマンガが実写映画になるということで、少しずつ競技かるたを知る人が増えていくのではないかと予想しています。団体優勝を連続8回もするのは、素晴らしい偉業ですが、同時に競技かるたをする人が増えて、この暁星高校を超えるような高校が出てきてくれたら、もっと盛り上がるだろうなーとも思います!

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