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2015.08.19 update.

「髪を贈る」活動普及へ

愛媛新聞社 | 2015年8月12日掲載

県内3美容室 ヘアドネーション支援 「髪を贈る」活動普及へ 病気やけがの子用 ウイッグ製作役立てて

切った髪の毛を寄付し、病気やけがで髪を失った子どもたちのウイッグ(かつら)に役立ててもらう「ヘアドネーション」。県内でも、活動の輪がじわじわと広がっている。
「髪を贈りたい人」と「ウイッグを必要としている人」をつなげようと、2009年に誕生したNPO法人「JHDAC(ジャーダック)」(大阪市)。髪と寄付金を募り、小児がん治療や先天性の無毛症などで髪に悩みを抱える子どもたちにフルオーダーのウイッグを製作、無償で贈っている。県内では愛南、松山、今治の計3店が賛同美容室になっており、その店でカットすれば寄付の手続きをサポートしてくれる。
「県内でも、もっと普及させたい」。松山市和泉北4丁目の自営業堤麻実子さん(36)は個人でPR活動に奔走している。堤さんは00年に骨髄バンクに登録し、13年後にドナー通知がきたものの最終検査で不適格に。罪悪感でいっぱいだった時にヘアドネーションを知り、「自分にもできるかもしれない」と一念発起。今年1月に大阪市の同法人事務局を訪れ、活動に共感し、「勝手に応援しよう」と思い立った。
堤さんの呼び掛けで、協力することになった美容室も。同市千舟町3丁目の「kanon(カノン)」は5月末、同法人の賛同美容室に登録した。松岡愛店長(34)は「看護学生の髪で医療用ウイッグを作るのは知っていたが、こんなに気軽に、誰でもできる取り組みがあるのかと驚いた」と語る。
提供できる髪は長さ31センチ以上。パーマやカラーリングをしていても、どんなに癖があっても構わないという。「長い髪を切る人がいれば、押しつけにはならないように提案している」と松岡店長。切った髪は封筒に入れ、個人名などは書かずに送付している。
堤さん自身も7月中旬、伸ばしていた髪を約60センチカット。kanonを通じて同法人に寄付した。堤さんは「念願かなってほっとした。このヘアドネーションの取り組みが当たり前になり、髪を失って悲しんでいる子どもたちが笑顔になれば」と力を込めた。
賛同美容室はホームページ(http://jhdac.org/)で。問い合わせはNPO法人JHDAC=メールinfo@jhdac.org(白川亜子)

【県内の賛同美容室】
【愛南町】アトリエ MOCHA 0895(72)1104
【今治市】Hair Doctor.BacritG 0898(35)5252
【松山市】kanon 089(932)0114

【写真説明】ヘアドネーションを呼び掛ける堤さん(左)と「kanon」の松岡店長C2015081200000030600

この記事でHAPPYな気持ちになったら

VOICE!happy news特派員・みの 20歳 学生 愛媛県

切った髪の毛を寄付し、病気やけがで髪を失った子どもたちのウィッグ製作に役立ててもらう「ヘアドネーション」のことを、この記事を読むまで知らなかった。記事に出ている堤さんは、骨髄バンクに登録してドナー通知がきたものの、最終検査で不適格となり、罪悪感でいっぱいだったときに、このことを知ったそう。ちょっと違うかもしれないけれど、私が通う大学に献血カーが来ているときに、体調が悪くてできなくて申し訳なかったことを思い出した。ヘアドネーションは、提供できる髪は31センチ以上と、ショートヘアの私にとっては難しいけれど、堤さんのように、私にもできることを探し、行動に移せる人間になりたいと思った。

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